【体験談】1週間の勉強で知的財産管理技能検定3級を受けてみた感想|難易度や勉強時間も公開
こんにちは、みなこです。
今回は知的財産管理技能検定3級を、わずか1週間の勉強で受験してみた感想をまとめます。
直前にならないとなかなか頑張れない質でして……
私が受けたのは2026年7月12日(日)に東京で開催された対面形式のテストでした。
テストセンターに空きがあればCBT形式も選択できます。
結論から言うと、法律知識ゼロの私でも1週間の勉強で十分合格を狙えると感じました。
私は平日30分~1時間、休日2~3時間ほど勉強して受験しました。
「知財って難しそう…」
「法律の知識がないけど合格できる?」
「どれくらい勉強すればいいの?」
「何でもいいから資格をとってみたい!」
そんな方の参考になれば嬉しいです。
知的財産管理技能検定3級とは?
知的財産管理技能検定とは、企業・団体(学校・官公庁等)における知的財産(発明、ブランド(商標)、著作権等)の創造・保護(権利化)・活用に関する知識及び実務的な能力に関する国家試験です。
引用:https://ip-edu.org/examination
3級は入門レベルで、特に受験資格はありません。学科試験と実技試験の両方に合格することで資格を取得できます。
| 項目 | 学科試験 | 実技試験 |
|---|---|---|
| 試験形式 | マークシート方式 (3肢択一式) | 記述方式・マークシート方式 (CBTは入力方式・択一方式) |
| 問題数 | 30問 | 30問 |
| 試験時間 | 45分 | 45分 |
| 合格基準 | 70%以上 | 70%以上 |
| 試験方式 | 紙試験またはCBT試験 | 紙試験またはCBT試験 |
実技試験という名前ですが、こちらも学科同様マーク方式のテストになります。一部記述とありますが、文章で答えるというよりは、「Q. 著作権の存続期間はいつまでか」
「A. 20951231」と答えるような感じです。
気になる合格率はこんな感じです。
| 試験回 | 学科合格率 | 実技合格率 |
|---|---|---|
| 第52回(2025年11月実施) | 65.6% | 67.5% |
| 第51回(2025年7月実施) | 69.6% | 72.2% |
| 第50回(2025年3月実施) | 63.4% | 68.5% |
| 第49回(2024年11月実施) | 59.7% | 57.7% |
年齢層は様々で、大学生らしき人もいれば、私のような若手社会人のかた、ご年配の方も多くいらっしゃいました。
私は東京の駒澤大学で受験したので、人がものすごく多くてびっくりしました。
そこまでかたい雰囲気ではなく、学科と実技のあき時間にはテキストを見直す方や外の空気を吸いにいく方など様々でした。
受験しようと思った理由
私はこれまでFP3級や簿記3級など、お金に関する資格を取得してきました。
これらの資格はこれからの人生や副業に役立ちそうだから、という理由で取得しました。
実際お金の使い方や、将来の資産形成についてきちんと考えるよい機会になりました。
しかし6月から上京し、周りの環境ががらりと変わりました。配属された部署では、取得が推奨されている資格がいくつかありますが、1年目のペーペーにはとても難しく、何よりあまりやる気がおきません。
それは取得したほうがいい資格については、業務を行っていくなかで自然と身につく知識が活きるので、今座学で詰め込んで受けるのもな……
そう考えていました。そこで、残業も少なく時間にまだ余裕のある今のうちに、いろんな資格に挑戦しようと考えました。
FP3級を取得したので、順当にいけばFP2級を受けるのが妥当ですが、内容をかなり忘れてしまいまして……
また知識を一から詰め込んでいくとなると、結構時間がかかりそうです。
それにFP2級はCBT方式でいつでも受けられますしね。
一方、知的財産管理技能検定は対面にしろCBTにしろ受験できる日が年2回と決まっています。「また今度でいいや」と先延ばしにすると次の機会まで待つことになるので、まずはこちらを優先して受験することにしました。
まずはこれを攻略してから次を考えよう!そう決意しました。
あと、大学生のころは平日は学校、土日はバイトという生活をおくっていたので、社会人になってから休日が暇なんですよね
勉強期間はたったの1週間
勉強期間は約1週間。どうしてこうなったかというと、単純に私がさぼっていたからです。
テキスト、学科問題集、実技問題集を3点セットで購入したのですが、どれも厚みがそんなになかったので……油断しました。
これはまずい!と気づいたのがちょうど1週間前。ここまで時間がないと、闇雲に勉強するのではなく、ある程度戦略を立てる必要があります。
平日は仕事があるので、とにかく時間を有効に使っていかなくてはいけません。
私の勉強スタイルは平日30分~1時間、休日2~3時間、アウトプット・過去問重視の短期決戦型です。
もちろん時間に余裕があり、ゆっくり勉強したいというかたはこの限りではありません。
※個人的には短期で一気に仕上げたほうが合格率が高いような……
くわしい勉強スケジュールと勉強方法はまた別の記事でご紹介します。
実際に勉強&受験して感じたこと
① 暗記は少なめ、しかし質は高く
3級に関しては範囲もせまく、暗記量もそこまで多くありません。特許権、実用新案権、意匠権、商標権などありますが、知的財産を守る権利であることに変わりはないので、それぞれ似通った部分も多くあります。
逆に言えば「○○権にしかない制度」や「○○権特有の考え方」みたいな相違点をしっかりおさえていればかなり合格に近づくはずです。
しかし範囲が狭いぶん、細かい条文の語句や書き口を正確に覚えていないといけないので、そこは要注意です。
私自身「国内優先権」や「先使用権」、「PCT条約」など聞きなれない言葉の暗記に苦戦しました。
基本的な法律はまるっと暗記。ちょっとした勘違いや理解の相違が重なると大きな失点につながります
②問題文の熟読と選択肢の精査
知的財産管理検定は、普段あまり見慣れない法律の文や語彙、ちょっと回りくどい堅い表現がたくさんでてきます。
それらの意味を正しく理解し、正解を選んでいく必要があります。
特に注意なのが、問題文に不適切なものを選べと書かれていて、3つの選択肢の文章の語尾が「~してもよい」「~できない」「~するべき」など肯定文と否定文が混在している場合です。
それぞれの選択肢を正誤判定をして、さらに問題文にそった選択肢を選ぶ……
考えることが多いので、しっかり精査しないと立て続けにミスります。
3級の合格率も見ていても、問題数も少なく70%以上とそこまでラインが高いわけでもないのに、合格率は6~7割にとどまっています。
少しでも油断すると、わかっているのに間違えちゃう、なんてこともよくあるんですよね
過去問を通してこのような凡ミスを減らしていきましょう。
③時間は余裕、焦らずに
3級は学科と実技それぞれ30問45分となっており、比較的余裕のある時間割です。
先ほど問題文を熟読し、選択肢を精査することが大切だと言いましたが、それでも時間は余ると思います。
一度解き終わってからも、2,3度見直しをする時間はありますので、焦らず自分のペースで解きすすめるとよいと思います。
会場は空調の効きすぎor効かなすぎも十分考えられるので、体温調節のしやすい服装で向かいましょう
知的財産管理技能検定に挑戦してよかったこと
受験して一番良かったのは、
普段何気なく使っている知識の根拠が理解できたことです。
例えばブログを書く上でも、
- 画像は自由に使えるわけではない
- 引用にはルールがある
- 商品名には商標権がある
など、知っておくべき知識を体系的に学ぶことができました。
著作権なんて言葉は聞いたこともありますし、意味も何となく知っていますが、しっかり本質を理解していなかったんだななぁとも思いました。
ブログ運営をしている人や、副業を始めたい人にも役立つ資格だと思います。
まとめ
知的財産管理技能検定3級は、
- 法律初心者でも挑戦しやすい
- 1週間程度でも十分合格を狙える
- ブログ運営や仕事にも役立つ
資格です。個人の感想ですが、範囲もそれほど広くなく、FP3級ほど暗記に苦しむこともありませんし、簿記3級のような計算がたくさんあるわけでもありません。
少し頑張るだけで、「知的財産管理技能検定」なんていうかっこいい名前の国家資格が手に入れられます。
「何か国家資格を取得してみたい」「著作権や商標について学びたい」という方には、ぜひぜひ挑戦してもらいたいです!
正式な合格発表の後、その結果と具体的な勉強方法とスケジュールを公開しますのでそちらもぜひよろしくお願いします。
